子どもを本当に愛せる指導者
泣きそうになったこと。
我が家の娘たちは、
幼い頃からスポーツの世界で生きてきました。
長女は大学に入っても
引き続きスポーツ部に入り、
次女も長女の影響を受け、
新たなスポーツの世界に飛び込みました💨
三女も長く続けている競技の楽しさの中で、
常に目標を持ちながらモチベーションを持って
努力を続けています💨
娘たちは、
英語の楽しさを知ると同時に
スポーツの世界でも、
自己表現の楽しさや
日々の環境作りの大切さを実感してきました🌟
先月、長く続けてきた競技を
引退、卒業した長女と次女。
新たな新生活でのステージを前に、
長年お世話になった大好きなクラブの先生に
挨拶に行かせていただきました☺️
娘たちがどんなに悩んでも、落ち込んでも、
うまくいかなくても、
いつも的確なアドバイスをしてくれ、
優しく見守ってくれた先生。
身体(physical)、
技術(technical)だけでなく、
表情も見ながら、娘のその時の状態を判断し、
精神(mental)
も気にかけてくださった先生。
娘が一番苦しみ、
私も辛くてたまらなかったときも、
その先生はいつでも話を聞いてくださったし、
顔を見れば分かる。
無理なことを無理やりやらなくていい。
何かができなくなれば、できることまで1つ戻して、
何度も戻ったらいい。
そう言って、
娘の味方で支えてくれた先生。
2つの競技を同時にやっていた娘が、
たとえ、先生から教わる競技とは違う
もう1つの競技で苦しくなった時も、
娘の心身ともに心配して
娘のペースに合わせ、決して
プレッシャーをかけることなく、
出来ることだけを指導してくださいました✨️
その先生が最後に私に話してくれたこと。
それは、
「○○(娘)は、今はまだ苦しいことが心の中にあるかもしれない。
辛いことのフラッシュバックはまだこの先も続くかもしれない。
でも、○○(娘)がこのクラブを卒業して、いつでも顔を見せに来てほしいし、
そしていつか、
『先生!私以前辛かったことあったけど、
でも、あの時色々あっても楽しかった!
あんなことやこんなこと、今は全部いい思い出やねん♪︎』
て、私に本当の笑顔で話せる日がきたら、それが一番最高に嬉しいよ」
という言葉でした。。
それを聞いて、
あぁ、
“子どものことを本当に愛せる指導者”は、
子どもの技術向上や優秀な人材の輩出、
将来の活躍、ではなく、
その子がどんな経験をしても、
どんなフィールドへ行っても、
楽しかった、良かった!と
笑顔で過去を振り返れることを心から願っているんだ、
と思いました...😌✨️
子どもたちが振り返った過去に、
自分の指導の記憶があるとかないとか、
そんなことはどうでもよくて、
子どもたちがいい経験をした❗と
全てを糧にして、胸をはって
前へ進んでいけること。
それが
“指導者としての喜び”。
私の喜びもそうありたい、
そう思いました😌✨️
スポーツの世界だけではなく、
どんな教育の世界でも、
指導者は子どもを観察し、見守り、
時に厳しくても、信じぬいてあげること。
そのために、
指導者自身が自己認知をした上で、
子どもたちを適切に、正確に、理解してあげれるよう
努力をし続けることが大事です😌
『学ぶことをやめたら、
教えることをやめなければならない』
サッカー元フランス代表監督の
この言葉のとおり、
私も学び続け、指導力だけでなく、
子どもたちを1人の人間として
理解する努力を続けたいと思います☺️✨️