【多様性】の履き違え。

皆さん、

 

【ダイバーシティ】

 

いわゆる

 

【多様性】

という言葉は

もう馴染みがあるかと思います。

 

~いろんな価値観を認めましょう~

 

そう言われる現代社会。

 

古いやり方に固執し、

偏った考えで物事を動かすのは

私も反対です。

 

多様性のある柔軟な考えは

とても大切だと思います。

 

ただ....

 

この言葉が浸透してきた今、

 

その意味を履き違えている人も

多くなっているのではないかと思うのです。

 

どんな思考も行動も、

それは『個性』『多様性』だとして、

当然許され、認められる。

 

 

はたして、そうでしょうか...?

 

 

多様性を認めるから、

何でも自由でいい。

というわけではありません。

 

こんな話を聞いたことがあります。

 

挨拶をしない子どもに

教師が指導しようとしたら、

 

保護者に

 

「挨拶をしないのも"個性"ですよね?」

 

と言われ、愕然とした。

 

他にも、

 

保護者が、習い事で指導者に

 

「うちの子は怒って育てていないので、

 怒らないでください」

 

とお願いをしてきた。

 

 

どちらも、耳を疑う話です。

 

"自由"と"自分勝手"は違います。

 

無責任だろうが、マナーが悪かろうが、

何でも『個性』『多様性』

と片付けるのは間違っていると思うのです。

 

正直子どもは、

「みんなと違ってていい」

とは思っていません。

 

「みんなと同じことができるようになりたい」

 

そう思っています。

 

衣食住。読み書き。運動。

 

「みんなと同じがいい」

 

そう思っている子たちの方が多いのです。

 

 

同じになれなくて苦しむ子どもたちを見て

大人は

 

「違ってていいよ」

「やりたいことやればいいよ」

 

と言いますが、

 

それで子どもたちの心が救われるとは

今は正直言いきれません。。

 

 

【多様性】は、

あくまで

"秩序"や"礼儀"、人が互いに

気持ちよく生活できるように

社会的ルールを学び、

身につけた上で、

プラスとして乗っかるもの。

 

周りの状況や意見を理解し

受け入れた上で、

自分の考えを表現するもの

 

そして、

周りを無視して

自分勝手に行動するもの

ではありません。

 

"個性"を知ることは大切です。

 

それは他人であっても

自分自身であってもです。

 

しかし、

 

"多様性"という言葉を武器に

相手を傷つけたり、

不快な思いをさせてはいけません。

 

 

そのために

 

日々の人間関係でモヤモヤしないよう、

 

自分自身に落ち込まないよう、

 

 

自分がどんな思考を持つ、

どんな個性を持つ人間なのかを

理解しておく

必要があるんです☝️✨️

 

 

それを知っているのといないのとでは、

多様性と付き合っていく

生き方が変わります...!

 

 

"自分を知る"ことは

"周りを知る"ことでもあります。

 

 

履き違えた【多様性】を

ぶつけてくる人ほど、

自己認知はできていません。

 

 

あなたは本当の自分を理解できていますか...?

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